わたしとうつ病④

自傷表現があります。苦手な方は閲覧をお控え下さい。

【前回のあらすじ】
部活で責任の重い部長に就いたわたしでしたが、元々の性質もあってか疲労が溜まり、うつ病のような症状を発症。学校の保健室を利用するが、完全にストレスから逃げ場のない状態に。
ある日決定的な事件が起きる…。

 


2019年6月のことでした。
ストレスから逃げ場のない状態が始まって1ヶ月以上、2ヶ月未満。
急にある思いが頭をよぎったのです。


「なんか、手首が気になるな…」


リスカ、というものに好奇心があった訳では、全くありませんでした。
元々痛いことは嫌いで、注射やピアッサーなど、考えるだけで嫌悪感を抱いていたぐらいです。
好奇心を持った訳では無かったのに…
気付いたら、カッターを手首に当てていました。痛いのが嫌いなのも相まってか、わたしの人生初のリスカは、皮膚を切ることなく、刃の痕を残しただけに終わりました。
感想はというと、「意外と痛かった」でした。
冷たい刃の感触と、赤く残るカミソリ負けのような痕。3、4回だったでしょうか、カッターをスライドさせたのを覚えています。
自分の行為とは矛盾して頭では


「自分何やってるんだろう」
「このまま血管を切っちゃったらどうなるんだろう、救急車呼ばないと死んじゃうのかな」


などと、本当に色々な思いを巡らせていました。
やった後は「この痕を見られちゃいけない」という思いに苛まれ、ばんそうこうで痕を隠しました。
ちなみにやった手首は左(右利きなので)、内側ではなく外側の方でした。
「そんなのリスカじゃない」と言われそうですが、半年以上たった今でも言えるのは、自傷行為であることに変わりはないことと、自分から自分へのSOSサインだったんだなということです。


この6月頃から、死への漠然とした望みがあったのは言うまでもありません。


わたしは「死にたい」と、長きにわたって願うようになります。
希死念慮」です。
                                                                    つづく

 

…と、昔の自分が書いていたブログを移動してみました。

やっぱりその時思ってたことを書いておくことってとっても大事だなと思いました…。

当時のわたしが思ってたことなんで、よりリアルだなと自分でも思います。

今度その後の経過も思い出しつつ書いていこうと思います。閲覧ありがとうございました😊